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2021/10/5更新
『いろいろありすぎて、結局どの参考書を使えばいいのかわからない。』
『まとめサイトは種類が多すぎる、、』
『これだけやっておけば大学の4年間を生きていける、院試も受かるみたいな参考書・問題集が知りたい。』
こんなお悩みを解決します。
☆本記事の信頼性
定期試験対策や院試対策で電磁気学を学んでいた僕の経験と、東大や他大学で電磁気学を履修していた友人(25人)の話を基に、この記事を書きました。
☆本記事のポイント
・院試、定期試験対策にオススメの参考書、問題集10冊(電磁気学)
・電磁気学の効果的な勉強方法【読むだけはNG!】
・電磁気学の理解に必要な数学や物理の基礎的な参考書も紹介
今回紹介する本で勉強すれば、難関と言われる東大・東工大・京大の院試でも確実に得点できる実力が身につきます。これを保証できる良書です。
電磁気学の参考書【初学者・苦手な人にオススメ】
ここでは、電磁気学を初めて学ぶ人・履修をしていなかったが、院試で最低限得点したい人向けに、低難易度の参考書を紹介します。
苦手意識を生まないためにも、最初は簡単な参考書から入っていきましょう。
電磁気学キャンパスゼミ
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オススメ度 |
マセマ出版社のシリーズです。
図やグラフが見やすくまとめてあり、解説も理解しやすく丁寧です。
途中で挫折することなく、楽しく安心して最後まで読み進んでいけます。
化学や生物系の人で、今まで電磁気学について学んで来なかった人などが最初に読んでみると良い本だと思います。
電磁気学 I ・電磁気学Ⅱ
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オススメ度 |
電磁気学の基本的な内容を一通り押さえたい人には、この本がオススメです。
電磁気学に必要なベクトル解析の知識もこの一冊の中で易しく解説してあるため、初学者にはとても読みやすいです。
電磁気学の典型問題も例題の中で完璧にさらってくれています。
院試対策にもオススメの参考書です。
よくわかる電磁気学
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オススメ度 |
ベクトル解析など、電磁気学でつまずくポイントが分かりやすい図解とともに丁寧に解説してあります。
電磁気学の導入本としては良いですが、全体像を把握するには不十分かなと思います。
電磁気学の参考書【基礎ができている人にオススメ】
ここでは院試対策をしなければならない人や、もう少し深く電磁気学を学びたい人向けに参考書を紹介します。
電磁気学(物理テキストシリーズ4)
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オススメ度 |
少しレベルの高い参考書ですが、電磁気学の諸法則を、その意味が理解できるように徹底的に丁寧に解説した名著です。
理解を深めるには最高の参考書ですが、演習が少ないため、問題集と併用することをオススメします。
理論電磁気学
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オススメ度 |
初学者にはかなりレベルが高い本になりますが、電磁場量子論への足場づくりをしたい方にオススメの本です。
工学系等で院進後も生きてくる知識が身につくと思います。
電電や物工の友人はこの本を持っていることが多かったです。東大・京大・東工大などの難関大学を受験する人にはオススメです。
電磁気学の問題集【院試・試験対策にマスト】
ここでは、院試や定期試験対策のために参考書と必ず併用したい問題集を紹介します。
詳解電磁気学演習
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問題数が充実しており、解説も丁寧なため、初学者にもオススメできる良書です。
院試対策のために先ず手に入れておきたい問題集です。
演習 電磁気学 (セミナーライブラリ物理学)
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院試対策に関しては、正直、この『演習 電磁気学 (セミナーライブラリ物理学)』と『詳解電磁気学演習』のみで十分です。
上記2つの問題集では不十分という人向けに、他の問題集を紹介しておきます。
例解 電磁気学演習 (物理入門コース 演習2)
『電磁気学Ⅰ, Ⅱ』を読んだ読者は、この問題集を解くことで理解がかなり深まります。
電磁気学 第2版 (大学院入試問題から学ぶシリーズ)
効率的で効果的な勉強方法
電磁気学のもっとも効率的で効果的な勉強方法は、問題集を何度も解くことです。
問題を解く過程でわからないところは、参考書を徹底的に読み込んで理解しましょう。参考書は辞書的に使った方がいいです。
式の導出過程も全て紙に書いていきましょう。導出過程も採点対象になるからです。
電磁気学に関しては、繰り返し問題集を解いて定着させていくしかありません。紹介した問題集をやり込んでみてください。
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