今回は東京大学大学院を滑り止めにして、東京大学大学院を受験する方法についてお話します。東大の院試に合格する難易度が大きく下がる内容なので、院から東大を目指している人は参考にして頂けると幸いです。本記事で紹介する研究科は、東工大や京大といった難関大学の院を受験する人にとっても滑り止めになり得ると思います。東大以外の院を受験する人もぜひ参考にしてみてください。
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2021/3/5更新
『東大の院を受験する際の滑り止めはどこを受けたらいいの?』
『東大の研究科を複数志望するのは危険?でも、東大の院に行きたい、、』
そんな人のために、滑り止めに使える東大の研究科をまとめました。
☆本記事の信頼性
この記事は、僕が東大の院試を受験した時の体験談と、僕の同期20人の話をもとに執筆しました。
☆東大の内部生、外部生両方から話を聞いています。
☆研究室訪問での質問まとめ
新領域創成化学研究科と総合文化研究科
工学系、理学系など、どの研究科を目指す人でも受験可能な研究科を2つ紹介します。
東京大学大学院 新領域創成科学研究科
・東京大学大学院 総合文化研究科
HPを見て頂くとわかると思いますが、研究分野が多岐にわたる研究科です。それゆえに、院試における出題科目も様々な分野が出題されます。入り口は広く設定されています。
自分の得意な分野を選んで解答できるので得点しやすいです。
HPや過去問を見て頂くと、いろいろな分野の人が受験可能だということがわかって頂けると思います。
新領域創成科学研究科と総合文化研究科を滑り止めに利用できる理由
さて、ここでタイトルにもある様に、新領域創成科学研究科と総合文化研究科がなぜ滑り止めに利用できるのかを記していきたいと思います。
結論
内部生に人気が無いので、倍率が極めて低いからです。
新領域創成科学研究科と総合文化研究科の共通点は、研究室が本郷キャンパスに無いことです。
新領域創成科学研究科は柏キャンパスに、総合文化研究科は駒場キャンパスに研究室がある場合がほとんどです。
やはり、東大でキャンパスライフを送るのであれば本郷キャンパスがいいと言うことなのでしょう。僕もそうでした。
※ここで勘違いして欲しく無いことが一点あります。
人気の無い理由が、
新領域創成科学科と総合文化研究科の研究室のレベルが低いからでは無いということです。
研究のレベルや規模は本郷キャンパスにある研究室と大差ありません。
充実した研究室生活を送るだけの設備は整っているところがほとんどです。
例えば、オプジェネや分子イメージングで世界トップレベルの佐藤守俊先生(HP)も総合文化研究所にいらっしゃいます。
どんな研究室があるのか、一度ホームページから見てみてください。
まとめ
今回の記事では、東大や東工大などの難関大学院を受験する時に、滑り止めとして利用できる東大の研究科について書きました。要点を以下にまとめます。
・新領域創成科学研究科と総合文化研究科は受かりやすい
・どの分野の人でも受験することが可能
・内部生に人気が無いため、倍率が低い
・仮に進学したとしても、充実した環境下で研究活動が可能
・東大のブランドを得ることが可能
これらの点で、新領域創成科学研究科と総合文化研究科は、東大の院に行きたい人の滑り止めに最適な研究科です。
試験日程が被っていなければ、東大の院を受験する場合でも、東大の研究科を滑り止めにすることが可能です。
この考え方は他の院(例えば東工大)を受験する人にも役立つと思います。
東工大の場合、人気の大岡山キャンパスではなく、倍率の低いすずかけの方を受験するといった感じです。
外部の人は情報も少なく、不安が多いと思います。
今回の記事が、少しでも院試対策の役に立てばいいなと考えています。
東大での研究生活は本当に充実しているので、頑張って院試を突破してください!